日帰りで火と調理。

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ブッシュクラフト初心者でありアウトドアも初心者の筆者ですが、初キャンプにいってきました。

やはり最低限の持ち物で行きたかったのですが色々と準備。

安全第一ですね。

 

服装はかなりシンプルで山道は歩かないので普段着にカッパのような物を羽織っただけです。

前日に買った牛肉に心を踊らせながらいざ出発!

※近くの民家の庭だったらしく、事前に許可を得ています。

 

今日のミッションは

  1. 雨の後の日に火を起こし、調理する事。
  2. 木材加工に慣れること。

 

 

前日に雨が降っていたので多少難易度が上がります。

目的地に向かう道中でムカゴを採取。

ムカゴはこの時期が旬らしく、塩茹でで食べるととてもうまかった。

ご飯と一緒に炊いている動画があったので真似してみました。

単体だと栗とジャガイモの間のような味がし、塩茹でで十分に食べることができます。稀にスーパー等でも売っています。手軽に腹を満たす事ができました。

 

そのムカゴを食べるためには火がやはり必要なんですがなんとこの日火を起こすのに2時間かかりました。笑

着火に使ったのがマグネシウムファイアスターター

このシルバーの金属部分がマグネシウムです。ナイフ等でこれを削ってその削りカスに火花を飛ばす事で大きな火が上がります。多少湿った手で扱ってもマグネシウムは火をあげてくれるので火口に着火できます。

小さな皮のハギレを持って行ったのでマグネシウム粉を扱うのに良かった。

湿気手ごわい本当に手ごわい。

火口に火が移りません。

スギの皮と幹の間の繊維質な所を削って綿のようなものを作りますが如何せん濡れている木しかありません。

このあと3回失敗をし、マグネシウムを大量に使ってしまうという・・・笑

 

マグネシウム → 綿 → スギの枯れ葉 → 1円ぐらいの大きさの薄い木くず → 斧で割った薪 → 大きな薪

という順で着火に成功。

風を送り込んで火が見えた時はホッとしました。

この達成感もなかなかよいです。

 

 

さて、料理です!

大きな板状の石を運よく発見することができたので鉄板代わりに設置。

火が板状の石によくあたるように調節をします。

この時役に立ったのがツールのペンチです。火バサミとして使う事もできました。

このサイズの石でもジューといい音を立てていました。

 

上手にやけ(略)

格別ですね。ナイフで切って食べるというのもワイルドさを楽しめました。笑

 

 

暖かいムカゴとコーヒーにも体を癒されます。

 

肉は二枚買ってあったので片方を燻製にしてみました。

プチカマドの下の所に。

つるして燻します。

その間に火の見える範囲で付近を探索してみました。

この辺りまで水が増水する事があるんだなーとか粘土も発見しました。

火を扱う構造物を作る際に粘土は必需品です。採取するための物を持ってくればよかった

ずっと使っていた木を意味もなく削ってみたり・・・笑

本当に気ままな時間というのはいいものです。

 

そろそろかな?

 

うまそおおおおおお

なかなかいい色です。

燻製は豚のほうがおいしいと聞きましたが牛はある程度生で食べても生き残れそうなので安全策を取りました。

 

 

お腹いっぱいになって片付け片付け・・・

 

 

 

そしてまたマッタリタイム開始です・・・

今日の結果を振り返ってみます。

目標

  1. 火おこし、調理成功。

ケガ

  1. 薪を割る時に手を二か所擦過傷
  2. ナイフのかけを確認する時に親指を少し切ってしまいました。(要消毒)

装備の損傷

  1. ナイフに欠け(損傷極小)
  2. アックスに欠け(石を叩いた・損傷中)

 

生きて帰って来る事は重要。ということで初回という事もあり色々持って行きました。

使用頻度と共に書き出してみました。(食材除く)

  1. ポケット 一番使用頻度が高かった・・・大き目でたくさん分類できるものがいいと思いました。ヤニ等を集めるためのビニール袋も会ったらうれしいかも。腰にぶらさげておけるととても楽。
  2. ナイフ オピネル#9ステンレスを使いました。木を削っているとロック部に木が詰まりますが分解可能。木なので水に濡らしすぎると刃が出しにくくなります。
  3. ファイアスターター 持っててよかったマグネシウム。
  4. アックス  薪割りよりかは枝や節を落とす方が得意な片手斧。
  5. 岩塩とブラックペッパーホール 普通の塩や粉コショウは水気に弱いです。ライターを使わない理由と同じで水没しても大丈夫な物を選びたい。
  6. 万能ツール大 これについているペンチが火バサミとして活用できました。のこぎりもついているととても有能。
  7. ステンレスコップ 直火不可のものでも使えました。塗装は無いものがオススメ。
  8. 小型チタンカップ 焦げてススだらけになりました。
  9.   火口を作る時に下に引きましたが、散ったものが集めやすかった。小さい皮はマグネシウムを削る時に重宝しました。
  10. さくらチップ 燻製の時使いました。火種としてはチップは火が上がらないので不向き
  11. ゴミ袋 ごみは持って帰るのが基本。

逆に使わなかったもの。

  • 万能ツール小 ワイン抜き等は有能。
  • シャベル+つるはしセット 粘土の回収等にも使えるかも。
  • 非常食 カロリーメイト。安全策
  • ロープ 使う余裕がなかったの間違い。

無駄な荷物の総重量1.2kgでした・・・

備えあれば憂いなし!

いかにも初心者ですね・・・はい

 

片付けはまったりタイムの前にやっておくと楽です。

さて、暗くなる前に帰ろうと思います。

 

 

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