持ち物考察、食事編。

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ブッシュクラフトというのは日本語に意訳すると「やぶでの生活術」。つまりサバイバルの生き残る術とは違い、生活するという意味です。

生活に欠かせない道具をすべて持ち込むのでは意味がなく、現地調達、現地作成を楽しむのだ。

裸一貫で挑戦したいという方はザ、ネイキッドという番組を探してほしい。

男女ペアで21日間、文明なしに生きていけるかというリアルな企画番組。

※この番組でも「一つ好きな物を持ち込んでもよい」ということになっている。

 

 

まずは生活に必要な事について考えてみる。

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 衣類

衣食住は人間の生活にとって基本だ。衣類は持ち込むとして、この中の食事について、必要な装備を考えてみる。

食事

 

・切る

ナイフ

・焼く

火、串や鉄板、フライパン等

・煮る

火、飯盒、カップ、竹等

切る、焼く、煮るができれば野草や木の実小動物を捕らえて食べる事ができる。

これ以外にも石器粘土を乾かして陶器等も考えられるがここは初級編なので無視してほしい。

ちなみに竹という選択肢は竹の生えている場所が限られるのと切断にそれなりの労力が必要なので初回から選択肢に入れるのはやめておいた方がいい。立っている竹を切るのも一苦労で事故の元。倒れている新しい竹があったらラッキーかもしれない。

だが竹は手の届く範囲であることは確かなのでチャレンジしてみたい。

 

ファイアナイフ

食事に最低限必要なのは切る物、火、直火可能な器だ。

ここで二つを押さえる事ができるのがファイアナイフ。

これがあれば調理から火おこしまでができてしまう。

僕は無人島にもっていくなら間違いなくこれを選びます。

雨の日は頼るべきマグネシウムスターターという選択肢もある。湿り気は本当に敵なので雨の後の日には是非頼ってほしい。

雨の後に火おこしが2時間かかった話

一応火打石から出る火花3000度あるらしいので湿気がない環境ではそこまで心配はしなくていいと思います。

冬となるとさらに湿気が少ないので火には困りません。

 

 

自作可能な調理用具

竹箸 フォーク等よりも作成が楽。直径4cmぐらいの細い竹で作るととても楽。

竹飯盒 これも竹。新しく水気の残る大きな竹が倒れている事が条件。

取り皿、皿 大きな葉を歩きながら見つけておきたい。まな板としても使用できます。毒草を使わない。

 細い枝をナイフで削るだけ、多少太い方が安定します。

針金 初心者ブッシュクラフターをものすごく応援してくれます。

針金は・・・

  • 飯盒を吊るす
  • 木を結ぶ
  • 燻製で食品を吊るす
  • 道具を作る

様々な事に対応はできますが、片付け、回収が面倒なので無駄に使わない事をお勧めします。

 

まとめ

こう見ると竹を採取できるかどうかで命運が大分左右されそうですね。

竹が見つからない時のためにも鉄製の飯盒は用意しておきましょう。

箸や串などはかさばらないので、作って持って行くのもありかもしれません。

 

作った食器や調理器具で美味しいごはんにありつけるのは達成感がありとても楽しい事です。

よりよい食事環境を目指して。

 

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